帯広ニッキ
2005年4月30日(土)■アイヌネギ

 雑草的につよいものが好きで、という理由で畑というより空き地でハーブを植えている。でも、チョロチョロとお花も植える。土は硬くガチガチなのに、ムスカリが出てきた。そしてヴィオラも……この力強さ!! ほしいなぁ……。早くもアイヌネギの報せが来た。ウヒォ〜〜〜オ!! 採りに行きたい!!(アイヌという言葉は差別用語だと言うのか、今は行者(ぎょうじゃ)ニンニクとされている) 

 このアイヌネギはユリ科でスズランの葉に似ているが、そんなに葉っぱが伸びたらあまりおいしくないだろう。やはり新芽のズン!!と立っている所を採って食べなきゃ。咲いている場所が急勾配なので、結構危険なのであるが、その辛さもいいんだなぁ。必ずカッターナイフを用意しよう。球根ものなので、球根ごと抜いてしまうとアウト!! 来年からそこに生えてこなくなるので、何回もそれを繰り返すお方は、イエローカードからレッドに変わる恐れがあるので注意しよう。(審判団がいるの?)


 やはり太くて長いのが良しである。ナイフの使い方として茎は土に入っている部分がおいしいので、土ごと切っちゃう位まで球根と茎のギリギリに切るお方がテクニシャンと言われ、女の子にモテはやされる(女の子いるの?) この採ってきたアイヌネギをジンギスカンの中にそのまま入れて混ぜて食べるともうもう美味!!大嫌いな人と向かい合って仕事をしているというお方には、次の日まであのキョーレツな匂い(ニンニク以上)が残るのでオススメである。ただ他の方々から疎遠にされるので、必ず周りの方がにもオスソワケしなければいけない。これで貴方もアイヌネギフリークだ。最高な季節到来!!

2005年4月29日(金)■ほりだしたい

何だか久しくニッキを書いてない気がする。待ち遠しかった? そうでもないね……残忍!!……?

長くて高い十勝川の橋から河川敷を見ると、もうすっかり緑がと思ったら、柳の花がいっせいに咲いて葉の緑のように見えてるんだね。よく見ると緑、黄緑、黄と、いろいろな色を見せてくれている。はっきりいってキレイ!! 最近はこのホームページもネコ柳研究クラブみたいになってるけど。イヤイヤー中々どうして、いろんな種類が渾然一体となってホントいい!! (クラブ長のおことばでした)

なにげに市営住宅が、近くにあって、そこが新たに市営のマンションを建てる準備をしているのをのぞきに行った。前の一戸建てを壊しているからだ。それもたくさんを壊そうとしている。アパートと違い、一戸建てや、戸建ての借家は必ず庭を造っている。そう、いらなくなった花たちを見に行くのだ。ゴーストタウン化している所にミニクーパーで行って、1人でチョロチョロしていると相当怪しまれる。ヤクの売人が……みたいな……で……ってカンジ(どんな?) だって、どうせショベルカー入れてグチャグチャにするんだろ!! 立入禁止の目の前にいっぱいムスカリが咲いている。取りたい! 取るべ!! 取ってけろ!! の三段活用をここで活用したい…ほれ、あっち見てみろ。最近、ショベルカー入れてグチャグチャにほぐした土から、いっぱいチューリップの葉が出てるよ。すんげえなぁ。球根野郎。どうしてくれるっての。役所にゆうぞうという人間はいてもゆうずうという言葉はないか……。

2005年4月26日(火)■花

ぽっか、ぽっか、ついに来るねぇ、外で焼き肉の季節が……あぁ、お花の季節だね。アトリエの横のガチガチの土でも咲いて来ましたよ。大好きなアルケミラモリス。また昨年より株が増えてるねぇ。自分で勝手に増えてくれるのもいい。どんな庭でもきちんと黄緑色の花を咲かせてくれるので、花壇では絶好のアクセントになるお花だ。別名レディースマントルは「聖母のマント」葉っぱがマントに似ている事と女性特有の病に葉が効く事からきているみたい。ハーブだし。

あぁ、でも今の時期でもまたその株を残酷な様に半分からガリッとスコップを入れて植えかえていくとまだばんばん増えるんだ。ばんばん増やそ。アルケミラ王国。そこの帝王に……(なんで?)大体、お花の話は神話ばかり、おもろーない。今日から歴史を作っていこう……??
と、多分次は焼き肉王国に変わってる筈。お店屋さんか?

2005年4月25日(月)■ポストカード

あちこちのお庭には早くも紫色の花がちらちら見える。ムスカリでしょうね。球根ものは早い。でも嬉しい。どんどん出てよ。お花のデッサンをしたものを1つに集めてポストカードを作ってみた。1つのカードに15〜16種類の花になるかな。中々素敵だと思い、ばっちり売ってもらいましょうと、十勝ならやはり紫竹(しちく)ガーデンでしょうと、すぐ連絡すぐ行動。会ってくれるそうで、土曜の午後に車を飛ばして、紫竹ガーデン。丁度、今日オープンとの事、「Lucky--!」 昭葉(あきよ)さんが居てくれた。昨年の7月以来で、相変わらずお元気そうです。「それで、どんなポストカード? まぁ、あなたのだったら素敵だと思うけど…」嬉しい事を言ってくれるなぁ。「これです、どうぞ…」「あら、いいじゃない……んん、いい…」「いやぁ、そっすかぁ…」
サラ・ミッダみたいね。とてもいい。お花をやっている人の観点の絵ね…」「うわぁ、サラ・ミッダ知ってるんですかぁ」「そりゃ知ってるわよ」「いやぁ、20年以上前から大好きで自分のバイブルだったんですよ。いやぁ、嬉しい……!!」「それじゃあ、始めますか…」「何をです?」「はい1枚目、ルドベキア、グリーウィザード、これ今年の種が入ったわ。ネペタ¥、これも今年からフランネルフラワーはある。ミナロバータもある。……ないのは1個か。はい次!!」??勝負? ってな事で結局6枚、100種位の花たちの9割は紫竹ガーデンにあるそうで、自分の負けです……?

という事で土曜日から、紫竹ガーデンとはなえいに、小田徹、花デッサン6シリーズのポストカード販売しております。1枚180円、3枚セット売りもしまーす。よろしく!!

・ポストカードを拡大してごらんになられたい方はこちらをクリック→

2005年4月22日(金)■街

昨日とうって変わってのどかな日となった。いやいいもんです。寒くないっていうのは。昨日の雪もほとんどなくなり、春の日より。

いつも仕事と称していろんな店を車で回っている。まぁ、主にお花の器に使う事が目的なのだけど、雑貨屋さん系(?)ですかな……。はっきりいってここの街は中途半端な街で、大きくもないけど旧い友人と等は会わないとなると、どこかで偶然っていうのも意外とない。かといって狭いところとなると、とことん狭い。自分の所なんか街の中心でお花屋さんをやっているもんだから、すっかりミヨ字まで知っていて、家族構成まで知られていたりして、結構、窮屈なおもいするんですよ。で、あまり目立ちたくはないので、買い物などとか目立たなくていい場所には、度の入ってないメガネ等を掛けて、ひっそりとそおっとレジに並んだりするのだけれど、「あっ、領収書お願いします…」「はい、きととさんですね」ありゃ〜知りあいでもないのにバレバレ。この間来た時、メガネ掛けてなかったしょ。2秒でわかちゃったぁ? 何のためのメガネだって言うのよ。念の為? ……と苦労する。まぁ、でも中途半端なこの街が好きなんだけどね。

2005年4月21日(木)■季節はずれ

昨夜11時過ぎに、どうしてもビールが飲みたくなってコンビニへ。雨が霙(みぞれ)になっていた。今朝、雪だよ。“中途半端に降りやがって”ってカンジ。高一の時に連休に入る時に大雪が降ったのが、自分の記憶の中で過去最高の季節はずれ雪かな。“なごり雪”(?)せっかく、庭にいろんな花の蕾が出て来たのにまた白になっちゃった。

昨夜、なぜだか、昔にサンリオから出版されたイーディス・ホールデン著の『カントリー・ダイアリー』という本を見ていた。ほとんどが野の花の絵とちょっとした文なんだけど、ほわ〜という気分になれて気持ちよかった。(だからビールが必要(?)だった) 昔、そんなによくこの本を読んでいたわけでもなかったのに、どうして昨夜は突然読んでいたのだろう。脳が勝手に求めていたのかな。著者の彼女は49歳の時、テムズ川のほとりで栗の蕾を採っている時に溺れ亡くなっている。ほんまかいな。昔はみんなよく溺れていたんだね。自分もよく1人で川の淵に花を採りに行くけど、わすれな草の逸話の様に「私を忘れないで!!」とも言えないし、1人だから……。気を付けるか。泳げないんだから……。

2005年4月19日(火)■クリップとお箸

昨日の化粧柳に合わせる物をいろんな店で物色、物色。走りまわる、まわる。おもしろいのがあった!! クリップ。木製で赤色と茶色で、大、中、小、極小に分かれている。これをたくさん柳の枝枝にハサム。並べてはさんだり、小枝の先には極小モノをたくさん並べたり。かたまりを少し離れてみると、何かの果実の様なイメージになる。んー、なかなかオモロイ。後はオシャレな感じを出す為の色合いがほしい。今、自分の名かで流行ってる(マイブーム?)お箸がいいかも。桃色系、うす紫系が春を呼ぶ(あぁ、もう来てるか)。春の色? 本当は春は新芽のキミドリの色だけど、このオブジェのテーマは“あの世的な”である為、有機的な緑は使えない。無機質なオモシロさでなきゃ、後は着物を使うか。弱っちい力強さ(?)を出さなくては。まだまだだぁ。

2005年4月18日(月)■化粧柳

いよいよ“なごやか亭”のセンターを飾るオブジェ。最後の季節バージョン。“春”を作成しなければ……。先日、素材に窮して十勝川の河原へ……流木が目当てであったのだけど、何かを見つけちゃう時がある。その副産物を出会うと無茶苦茶ウレシ。って言うかそっちの方が主に……。10日前には雪で通れなかった河原の道もノープロブレム。流木の溜まる場所へ、「あれぇ、何か白い枝が立っている!?」近づいてみると柳の低木が“ズン!!”と上を向いて立っていて、その幹がなんと白い。そして若枝が赤い。紅・白、めでたい、めでたい、決定!!化粧柳だろう。おしろいの様にに幹が白くなっていて、本当に化粧の様に触るととれちゃう。やはり素顔よりこっちの方が素敵だ? 主役出てしまった。さぁ、これと何を合わせよう?……ふ〜〜〜〜ん……。

2005年4月14日(木)■TVドラマ

夕方、仕事をしながらTVを観る。「ランチの女王」というドラマをやっている。最近になく自分が好きな番組だった。だから何度観ても嬉しい。昭和の中期から存在する自分はTVと共に歩んできた(プロジェクトX口調?)待ち遠しくて仕方なかった「時間ですよ」“おかみさ〜〜ん、時間ですよ〜〜”のマチャアキから始まり、「飛び出せ青春」「われら青春」なんといっても映画カントクが初めてドラマをとったという「傷だらけの天使」ドラマの革命だと思った。でも、一番好きなのが、「前略おふくろ様」ショーケンがしびれる。高校の時、あのマフラーをわざわざ買ってきて、あの巻き方で話し口調も「ないすよぉ、ちがうっすよぉ」と真似ていた程。倉本聰の原作・脚本とは知らず。のちにあの技法を「北の国から」で使用したんだと。毎日手紙を書いて読んでる風を……。「時間ですよ」と「前略おふくろ様」と「ランチの女王」を並べてみると、共通項がわかった。お見せやさんという事と自分が一番大切で好きな人が忙しく仕事をして動いている様。そう喧噪が大好き、そこだ。次はそこの着目して頂いて、ドラマを撮ってもらいまひょ。誰? 誰が?

その時間だけ倖わせになれるTVドラマ観たい……。

2005年4月13日(水)■ギターのライブ

先日、友人の居酒屋さんの1周年記念でギターのライブをやってくれとの事で私たちオヤジ3人はギター弾き語る事に。場所的に難はあったけど、きちんとやって参りました。3人で内田タミオと、変な名前になってしまったけど。最初は3人でアコスティックギターを弾いていたのだが、やはりギター3本も不要ということで、器用な谷内さんは音響設備(PA)の方へまわる事に。PAを持って持参して、ライブをしにまわっているグループ、中々ないようなぁが、自慢の我ら。だから、話す内容も「今日はいいエコーが掛かってるなぁ」だ。歌やギターは二の次。ギターの上手な三輪さんだけは、本当はすごく音にうるさいのだが、「ほれ、まぁ、まぁ〜まぁ〜」でかわされちゃう。居酒屋という事で昔の曲がいい(しか歌えない?)「ひと夏の経験」「夏をあきらめて」高野の人達もたくさんで聞きに来てくれた。フランス人2人も連れてきやがった。気を使うやないの……。赤嶺さんからのリクエストだった「お嫁においで」を歌う。当初、三輪さんは「えーーー!!加山雄三歌うの?」と、あまり乗っていなかったが、実際、歌って大喝采!! 三輪さんも「スゲえやぁ」となる。「恋の季節」が一番ウケた。仕方ない。「22才の別れ」も歌い「酒と泪と男と女」なんぞお約束だかr、と延々20分の予定が2時間以上も、追いも若きも皆がのってくれたホント楽しいひとときだった。こんな時の為に歌やギターをやっているんだと三輪さんと感激していた。というよりギャラの生ビールをたらふく飲めた、事の方が自分は大happy!!
と、とんでもない……、ご、ごちになります。

2005年4月12日(火)■タイムは鉛筆のにおい

アトリエの庭はもうすっかり春の息吹(?)が所々見える。ハーブものが主なので、強い強い。というより、ほったらかしだから強いものしか残れない。タイムなんてもうすぐに使えそう。タイムのあの鉛筆の様な匂いが大好きで、庭に行くとそこばかりにいつも居る。サイモンとガーファンクルの唄の「スカボロフェア」の歌詞に出てくる“パーセリ、セージ、ローズマリー&ターイム”のタイム。母の料理には欠かせないハーブらしい。

庭といっても空き地みたいなところで、近所の人達はアトリエの前を通って庭をぶち通る。「なんで?」が「近道なんだぁ」で「仕方ない」になる。獣道が私道になってる。冬なんてのは素敵なもので、大雪でも誰かがそこの獣道だけ除雪している。結構距離あるよ。今年初めて除雪者を見た。いつ倒れてもおかしくないおじいちゃんだった。文句言うのも今更だし、かといって「大変だねぇ」って言って手伝うのも何だ。もう日常化した慣習はどうにも出来ないかな? しかし本気でお金を取ってやりたくなる輩もいるから、世の中は面倒くさい。そんな時、タイムに触り、匂いを嗅ぐ。鉛筆のどこか懐かしい香りがちと倖わせな気分にさせてくれる。それが十勝晴れの日ならもっといい。

2005年4月11日(月)■バイク

ここ十勝でもバイク事故第一号が出たね。そんな季節ですよ。自分もバイカーなので気をつけないと。自分のバイクの音はすごいので、ちょっとふかすだけで存在がわかるから……。へますると、道路工事がそのまま動いている感じの音か、ヘリコプターの風圧的な音(?)なので、近づいていくと上を見上げている人が多い。それでも昨年などは、4車線の左をふつうに走っていると、ナナメ前の車が急に左に入って来てもうちょっとで接触。「なまらびびった」 存在感ある筈なんだが、まぁ、こういう事は本当に多い。

今、新聞でもよく出ているけど、十勝はもう全国の中でもモータースポーツのメッカになったなぁ。車のワールドカップ、更別では日本のF-3000(フォーミラー)もやった。サホロではバイクの大会、赤平(市)の旧車祭の時に、そちらの方にみんなでキャンプに行った時に、古い型のマイクロバスを借りたんだ。そのバスでちょっと旧車祭見て行くかぁと寄ったら、駐車する間、カメラのシャッター、フラッシュバシバシ、このバスが中途半端に旧いからマニアに大ウケ。中々帰れなかった。と、そんな事も。

YOSAKOIソーランを北海道に作った北大の学生だった長谷川岳くん、自分もその祭に参加していたので、彼とは周知の仲であるが、やり手のサラリーマンというカンジだ。自分にはあまり得手ではないかもと……そんな彼が今度は小樽にF-1を引っ張って来よう!!と壮大な夢を描いて行動している。モナコの様にしようと言うのだ。すんげえなぁ。ラリージャパンも歴史を刻んだのだから、どうにかなるかも、がんばれ岳!! さぁ、バイク屋さんにバイク取りに行かねば……。

2005年4月8日(金)■思い出

六本木時代、トニー(仮名)というアメリカの著名なアレンジメントの先生が来日した事があった。お店にずっといて講演の為の準備をしているらしい。たまに会う。名前を聞かれ答える。英語で「Youの顔にディンプルが出るね」とそんな風に。「なんだ? 顔にくぼみか、クレーターって事か? あぁ、エクボかぁ」 それから彼は俺の事を「ディンプル君」と呼ぶ様になった。なぜだか彼は俺の事をとっても気に入ってくれている様だ。他の従業員がそう言っていた。講演が終わり、広い講堂で何百人がいっせいに会食。そういう準備も自分が担当。いや下働き。(とにかく一番下のでっちさんだから)何百人が乾杯をする。と、ここでトニー先生、「ちょっと待った!! ディンプル君がいない……彼も一緒に」と。自分は早々に仕事を終わらせ、高校生のごとく隠れてトイレでタバコを吸っていた。男のトイレは誰も入って来ないから一番安心な場所だ。とにかく呼ばれて、講堂へ。何百人の杯を持って立っている人達の目がいっせいに自分へ。「うひょ〜?! 何? 何が?」「ディンプル君、待っていたよぉ」とトニー先生満面の笑みと何百人のキツネ目の人達。心の中で“そんな超下っ端の俺の事待ってんなよぉ。所長なんか無茶苦茶俺を睨んでるし。何かえらく悪い子としたみたいじゃんんか……。土下座しちゃう、かぁ……”
何事もなく無事終わり、何日かトニー先生、日本にいたがアメリカに帰った。お店の同僚が「よかったじゃん、トニー先生これみたいだし、誘われなくて、ね、小田ブ」「どひゃ〜」だった。何かえらく優しいと思ってたんだ。でもとても素敵なジェントルマンな先生だった。まぁ、その事より又会いたいなぁ。覚えてるかなぁ。と、彼の本を読み返して思った。

2005年4月7日(木)■カラーサークル

前に話ししていたカラーサークルの完成版

2005年4月6日(水)■温泉

すっかり雪も融けてなくなり、橋からみると河川敷の球場では、野球も出来そうな位。昨日は左肩が何度も昔脱臼をしたせいか、今、肉離れの様になって痛くてたまらないので、ここはふんぱつして、十勝川温泉に1人で。しかも日中に入って来た。どうせ入るんなら白昼の誰もいない時間帯で、そこの風呂全てを独占したいではないか! 案の定1人。こんなゼイタク最近味わってない。イヤーまずひと泳ぎでしょ。貧乏人がバイキングに来たみたいに、とりあえず意味もなく全てを回る。うたせ湯、ジャグジー2種、露天にサウナ、何の意味もない、五右衛門風呂にもつかり、恐かったけどウォータースライダーに、いや〜。素晴らしい北海道、ここ全て今、俺のもの。マイケル・ジャクソンと同等レベルか? もう一周しようか? ありゃりゃ、左肩の治療的なは? ホンマツテントウ、ホンモクメルヘンだ? やはりここは厳選のあるお湯へつからねば。「んー、ここの湯壺のこのお湯のあふれ具合、本物です!!……」とご満悦。相当ほっこり致して、さぁ、帰ろうと思ったら、またサウナに目が行っちゃって、「んー、高いお金を払っているから、がっちりとサウナ入ってみようかぁ」 何でこんなに意地になるのか男は……。7〜8分入ってたら、意地の部分が強くなって、具合い悪くなっちゃって、デロンデロンで出てきて、グデングデンで帰って来た。結局、体力を失いに行っただけだったのか……。肩コリコリだぜ。

2005年4月5日(火)■血液型

生徒さんとお話をしていると、よく血液型の話になっちゃう。で、昔から血液型は自ら言わない事にして、当てて頂く。あまり血液型を言っていい思いをした事がないので、「そんな感じの型です」で終わらせる。たいがい「O型ですよね」と言われる。そのうち「いやいやBだわ」「Aっていう事もある」になる。ABだけはないらしい。「そんな感じです」

大体、日本だけが、きちんと4分化されているらしい。他の国ではBが9割とかもあるらしい。まぁ、四季と同じ日本独特のモノと言う事で終わらせる。また、血液くんもわかりやすく、4つ位で収まって居るから、話がしやすくなっているし、決めつけが出来る。ブラの様に日本人も体型が変わってきているってんで、途中でかわるってのも有りでしょ。「私、最近1つアップしてAからBになっちゃった……」「気の小さい几帳面な人間から、自由奔放なナルシストへですね。いいなぁ。」「あら、山田さんの奥さんなんか、2つアップしてDからFになったんですよ!!」「んーー、どんな性格?」

2005年4月4日(月)■タンポポ

おだやかな天気になってまいりましたねぇ。新聞によりますと(ウィークエンダー風?)たんぽぽが、帯広市街にもう咲いているそうです。たんぽぽの野郎、あいつらには分別ってものがないのかね。昨年なんて11月まで咲いていたからね。だいたいこのたんぽぽは西洋たんぽぽと言って、ヨーロッパ原産帰化植物なんで、昔よくあったエゾタンポポを圧倒し、我が物顔ではびこっている侵略者なんだ。悪い環境に特に強く、従来の自然なたんぽぽとの争いに軽々勝利し、自分たちの目の前にいる北海道の西洋タンポポは、札幌農学校創立の時、野菜として栽培されたのが、野生化したみたい。そう、このタンポポ全て食べられる。ハーブとも言われる。だったらこのありあまる彼らを食に貧している所に抜いて抜いて抜きまくって送ってあげようか……。アトリエの周りはまた彼らとの戦いがはじまる……。うーーーーっ!!

2005年4月2日(土)■花と本文関係なし
新しいゴーストライターの松です、よろしく!
先日、高野の赤嶺さんと誕生花の話になり、自分の誕生花は松なんだと話すと大ウケしていたみたい(メールだったので……)。松のどこが悪い? と開き直りたいが、(花というより 樹木だろうが……)まぁ、いいや。赤嶺さんは、ニコチアナで、はなたばこ、いいね。六本木時代に、初めてタバコの花を見て感激した。色もいいし、形もいい。挿絵担当の野口君にもこの花を描いてとオーダーした。しかし、俺は松だよ。おおっと!! 出た!! 河野さんトウモロコシ!!(穀物だろうが……)。松とトウモロコシ、んー両者一歩も譲らない。さぁ、これを越えられる人は出てくるんでしょうか? といつの間にかオモシロ不思議発見!! みたいになっちゃって、花はどこに行った?
2005年4月1日(金)■エイプリルフール

番組改編の時期ですか。
このホームページでも新たにゴーストライターが変わります。前の方は文筆をかわれ、ヘッドハンティングで東京の出版社の方へ……おめでとうございます。明日からのライターは松さんといいます。群馬にある有馬仙大学に在学中の学生です。よろしくお願いします。挿絵の担当は、野口勇くんです。がんばって下さい。
さぁ、いよいよ新しい時期になりました。内容をグラッと変えてはりきってまいりましょう!!

ルドベキア・グリーンウィザード ―― ルドベキアは野の花(帰化)でよくみかけるけど、このグリーンすげえなあ。

カルセオラリア ―― 切り花として扱われるのはごく最近。鉢ものではよく知られていて黄金の花のふくらみがかわいい。

アリウム ―― レースフラワーの様にも使えるものだけど、意外と存在感があっていい。臭いがもうネギ、ネギ!! 食べるぞ!!


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