帯広ニッキ
2005年10月29日(土)■何年ぶり

 近くの99円ショップに大好物の味付けのりを見つけちゃって毎日の様に買って来ては、食べている。1枚のまん中に折り目があって切って食べる。コナが飛ぶ。ボロボロ胸につく。取れないんだ、これが。正式な場所にも胸にのり。取れないんだ。糖分が粘着するんだなぁ。ボロボロ……。

 今年の秋は野球づけ。駒大苫小牧の国体優勝もまた素晴らしいが、ロッテでしょう。何でしょう。アレは。4タテですよ。我が阪神。見てみろ。トラッキーを。1度もバク転することなく、ベンチの中でただのデカイぬいぐるみじゃねえか。ったくぅ。ロッテ。31年ぶりとか何とかメジャーリーグの井口ホワイトソックスなどは80年ぶり? 80年前? 生きてる人、誰も見とらんよ。この何年“ぶり”という言葉流行った位にして。

 「おぉ、久しぶり」
 「3年ぶり?」
 「いや5年ぶりかなぁ。」
 「いいや、10年」
 「15年?
 「んーーーん?」
 「はじめまして」
 (うーーん。)
 (おわりかい?)

2005年10月26日(水)■合掌

 もう11月? 庭のボリジという花(ハーブ)が今満開。(おかしいって) 毎年こぼれ種で今年は超いっぱい咲きだしてる。でも今かい? 冬だよ。素直じゃないねぇ〜〜。(?)

 TVニュースで今年の亡くなった著名人の方を流していた。フォークグループN.S.P(ニュー・サディスティック・ピンク)のボーカル、天野茂(あまのしげる)が亡くなっていた。中学、高校の青春と呼べる時代の歌が彼らの中にたくさんある。

 中3文化祭。体育館でギターの弾き語り。毎年、それに出る事が男のステイタスだった。その年はもちろん俺等(2人で)がスターだった(?)。舞台に上がると「ウォーー!!」とすんごい声援。 その時はじめて「あらま、こんな中でN.S.PのLPの中の2曲を歌っても誰も知らないなぁ……ちょい失敗」 毎年はヒット曲をそりゃ歌うでしょうが、何故にそんなマイナーな曲を歌ったのかナゾ。ちょい失敗どころか……。流石、きっちり歌って退場。会場は「俺たちの熱気をどうしてくれんだ!!」っていうカンジだった。まぁしゃーーないって!! まぁまぁ……。今でも相方とN.S.Pの曲をたまにカバーして歌っているが、とてもとても素直な歌ばかりなのだが、歌う人が素直じゃないんだなぁ素直にヒット曲を歌っとけゃスター!!だったのに……。庭のボリジと一緒か……。

(川崎のとある小さな駅で天野茂とすれ違った。びっくりする位感動したが。周りは彼の事を誰も知らなかった。多分、今ならもっと知らないだろうな。)

2005年10月24日(月)■馬の名付け親になりそこねた?

 昨日はがっちり二日酔いで一日中ガオッておりました。3時半、TVのチャンネルを回していると競馬の菊花賞G-1レース。「皆さんも歴史の証人となるのです!!」 アナウンサーの気合いの入った言葉に仕方なくディープインパクトの3冠を目撃したのですが……。ふーん。

 その昔、競馬の好きな友だちがTVゲームで競馬のゲームをやっており、無理矢理やらされ、ちょっとだけ競馬に詳しくなったのだけれど、その話を聞いたお花の生徒が「私のおじがメジロマックイーンの牧場主で、今度産まれたメス馬の名前を付けるのをおじから頼まれているから、先生、お花の名前とか入れて馬の名前考えて!!」と。冗談かと思ったら本気なので、仕方なく考えてみた。
 
 「メジロ……オーキッド?」「メジロパピヨン」
 「メジロカラー」「メジロデージー」とかなんとか。

 あれから10年。
 何の音沙汰もない。ボツだったのかい? どう? どうって言ったところで競馬の馬は5歳くらいまでだから10歳馬などお払い箱だもん。いないよね。もう。カメは生きてるかも……? 
 15番?

2005年10月21日(金)■コオラの15番のカメ

 前回のニッキに街に近づく動物と書いていたんだけど、昨日たまたま本屋さんで「モーリー」という雑誌に出会った。この号の題が「都市に生きる野生」というので、面白そうなので購入。北海道新聞で出している、北海道ネーチャーマガジンで?「もーりー?」(ギャグ…かなぁ…)(びみょう…) まぁ、内容もマガジン形式なので深くなく、さらっと読める。

 キツネやカモ等の話もあったが、ミドリガメ。祭りで買ってきて、相当大きくなるらしい。それを捨て、野生。

 ふーん。カメ。子供の時いたな。母親が何故なんだろう。「徹、今度動物園の知り合いから、カメをね、もらえるんだよ」と。「ふーん、カメ?」この2人何も考えていない。カメ来る。昔はどの家にもタライという洗濯をする為の洗面器のデカイのがあったけど、学校から帰ってくると、カメがタライのフタになっている。いや、それほどでかいという事。おまけにコオラ15という番号が白く大きく描いてある。本当に15番というタライがある様だった。海ガメ? なのかなぁ。それや、タライに居たくないよね。目を離すと15番がいない。外で飼っているのでどこぞの道路を歩いている。捜す、捜す。毎日、学校から帰ってくると捜索が仕事になっていた。「太陽に吠えた」 

 当時、道も土の道だったので、コオラがホコリをかぶり本当にわかんない。15を目じるしにして捜した。子供の自分でも、毎日なのでガオッた。母が「やっぱり動物園に帰す事にしたよ」と。んーーなんであんなドでかいカメ連れて来たの? すっごい疑問だった。でも今でも憶えてる、15番!! たんたんとしたカメだった。

2005年10月19日(水)■タバコとリスのレベルは同じ

 昨日までポカポカな良い陽気だったけど、今日からいよいよ寒さとの戦いが始まるかと思う程、外の雰囲気が変わった。

 日曜の午前中、もうそんなん乗れないだろうとオートバイで、ちょろっと市街の紅葉のキレイなところをブロッとまわってきた。農業高校のカシワのモリが黄色になりスゴイ迫力。十勝!! って言ってる。カシワの黄色。いい!! 

 ちなみに、農高の校庭の森などにいるリスに石を投げたり、イジメたりすると、停学になるのだそうだ。(真剣に)オモロイ。だったら、リスをかばって暴行を受けたりとかした場合はどうなるのだろう? ポイント制にして、学校にポイントカードを提出して「おおっ!! やっぱりリスはポイント高いなぁ!!」とか「あと100ポイントで学研の顕微鏡がもらえる!!」とか? 

 兎に角、校庭の影でタバコ喫っているのとリスに石、は同じレベルなのである。流石、農業高校!!

 キツネもそうだけど、子どもの頃に見た事のない小動物も、いまや居場所が中々ないのか、リスも最近、ちょくちょく見かける。多分、いやもうそうなっているがマーク(業界読み?)もちょくちょく見る様になるのだろう。腐ってもヒグマだよ。死ぬって見かけた時点で死ぬって。ホント人ごとではない……死ぬって。

2005年10月15日(土)■回復中

 今日も皮膚科へ。半ドンなので、もっふあり人があふれている。待合室どころか、外で待っている人々もいる。“行列のできる……?” 見ただけで、息苦しそうで入りたくない。ややしばらく迷ったけど、あのカユミの方が嫌なのが勝って受付へ。「この人数、あと1時間位でさばけるのかなぁ……」と、玄関の下駄箱の前で立たされていかのごとく待つ。しかし、予想以上に展開が早い。さばきがいい。下手に待たされるラーメン屋さんより動く、動く。で、「小田 トオルさ〜〜ん」と呼ばれ、先生の前へ、前回と同じ先生「ほんと待たせてごめんなさいねぇ」とヤケに優しい。「俺の顔が恐いのかな?」と思ったけど、たださらさら流したいんだろ。やっぱり30秒位で「ハイ、薬出しときます」だもん。調子がいいだけ、か。「もし、生まれ変われるなら皮膚科の先生がいいなぁ。こんなにお客さん来てくれるし、お金に困る事ないし、従業員も若い女の子いっぱいだし、これだな」 小学生の様な発想で次なる職業を決めていた。

 看護婦さんが、もうお酒を飲んでいいと言ってたので、久々「元」に行ってこようか。

2005年10月13日(木)■カブレ

 秋深い。大雪山の方(帯広より西および北西)もう紅葉も終わりそう。市街地に紅葉はおりてきた。夕方は、十勝晴れだし。確かに寂しくなる季節だし、時期だけど、その紅に近づくとわくわくするよ。いろんな色が葉に入ってね。やっぱり自然のモノ作りにはかなわない。と。(ヤモウルシの紅なんてウソみたいな赤。)

 因みに、カエデ(楓)の紅が綺麗だからこそ、カエデの紅葉すものをモミジ(紅葉)と呼んだみたい。紅くならないのはカエデ、紅くなるのがモミジなんだとさ。冬が近いとはいえども、まだまだ雑な庭にはハーブが元気に居る。(スバラシイ。) 地面が凍るまで居てくれんのかなぁ。


 腫れた顔。治りかけたと思った夜中。寝ながらかいちゃって次の朝は超人ハルク。特殊メイクの世界。メガネかけてもスゴイ!! 教室は休めない。仕方がないので病院に行ったら、先生座るかいなか「ハイ、カブレ!!」みたいに、「薬、出しときますね」で終わり。立ちつくす超人ハルク。“一時間待って、これで終わり……?」 酒飲みのハルク(赤っ面)、おかげさまで退いたみたい。何のカブレだったんだろう……? 花人として知りたい。

2005年10月11日(火)■スロウ

 体調がすぐれない為に休んでました。風邪だったのかな。顔にジンマシンが出て、ベッカム様からペ・ヨンジュに降格ぎみの(?)顔になり、ちょっと外出にも伊達眼鏡。(片目が大きく腫れてるし)。

 そんな中、本屋さんでいろいろな本を見ていて気づく。あゆ美ちゃんから「ku:nel(クーネル)」という雑誌がある事を聞き、それ以来、ちょっと気にして見ているんだけど、何だか急に“くらし”みたいなマガジンが増えていて、またそれがみんないい感じの紙使ってて、スロウなイメージ満載。「俺も載っけて!!」と叫びたい。ただちょっと中に出てくる人はみんないい人で、煙草なんてくゆらせてる人は出て来ないし、大麻を栽培している人なんて皆無に近い。(当たり前。犯罪。ハンザイ) アクのある方達は別の雑誌ですな。「繊細かつ大胆」と言われる小田通の作品(?ホント?)は、載せられても本人は「NG」と言われるでしょう。


 どうして人はスッキリやスガスガしい顔を求めてるの? 暑い顔は? ふーーん。前までは「タイ」のスター顔と言われたけど、最近ではもっと奥地の方のスター顔を言われる。どこ? ほらそこはスロウな場所でしょ。

2005年10月7日(金)■幻の母校

 不思議な気持ちだった。自分の高校は、2つに分かれ、事実上、母校はなくなったのだと思っていた。それが今、ラジオで高校野球の北海道大会準決勝、勝者の高校の校歌を聞いた。自分の母校の校歌だった。(やはり最後の名前だけは違っていたが……)“なんでなの?” “新しく曲を作らなかったの?” 私立なので経営はいろいろ変わって、校名も何度か変わっている筈なのに。25年ぶりにこの曲を聴く。やはり残っている事が不思議だ。大体、母校自体がないというのも中々体験出来ないのだけど……。ラジオでも明日の決勝進出は校名が変わってから「15年ぶりの出場」と言っていたので、やはり何かしら継続されている訳なのかな? 春のセンバツに出場になったら、カンパ金徴収に来るのかな。わからん。よーーーわからん。さぁ、Dochi?

 そんなん、どっちでもええわ。か。
 決勝は駒大苫小牧。さぁ、Dochi?

2005年10月5日(水)■初ストーブ

 2,3日前、あゆ美ちゃんからのFAXで会津若松では、朝、夕はストーブをたいている(ストーブをたくは、北海道弁?)とのこと。何? まだこっちではストーブなんて、あんた。と思いきや、今朝、寒くて初ストーブです。

 東京の半谷先生の下で働いていた頃は朝から晩まで押し花の額作り。机に向かってずーーっといたので、寒い。

 「ストーブはまだつけないのですか?」
 「何、寒いの?」
 「はい」
 「北海道人が?」
 「北海道人だからこそですが」
 「……」

 ブランケットの厚いの、腰下にグルグル巻いて仕事しました。ちなみに、東京の人が札幌の地下街に冬に言った時、暑すぎてマジに具合が悪くなったとの事。そんな事を耳にすると、ちょっとカナシイ。
 「寒いんだよ!!」(?)

 もうひとつ、あゆ美ちゃんが、いまモンゴル詩人とやりとりをしていて、とっても楽しいと書いていた。“何人(なにじん)?” “何語で?” 
 何? 何? づくしがとてもオモロイ。
 「何?」

2005年10月3日(月)■草サッカー

 昨日は友人達がバリバリ真剣にやっている草サッカー観戦にまたも行ってきました。今季最後という事で、ポカポカな陽気の中、芝のキレイなグランドへ。何年か前に女の子をたくさん誘って行くと、強豪だと言われている相手に5−0とバカ勝ちをした事を思い出し、「最後だから女の子たくさん誘おう」と。またも、たくさん連れて行ったのだけど、この自分(おじさん)が、たくさんの女の子を引き連れている様が何か変で、自分でも「千石(せんごく)イエスか?」と思った程で、「まぁ、華やかな事はいい事だから……」と一緒に応援したら、やっぱり馬鹿勝ちした。

 女の子もまたキャーキャー黄色い声で応援するものだから、老いも若きも相手チームも張り切っちゃって、よく選手交代で立っているら辺で、自分たちが応援していたら、こっちのサイドばかりでプレーしちゃって、トリッキーなプレー続出で、向うサイドガラガラ。だったら、向うサイド使えばどフリーなのに、そうはならない。40分x2だから、後半の終わりら辺なんて、脚つっちゃうのやら、はたばるのがいっぱい。でも、黄色い声はへたばらない。「ん〜〜、オレ、みんなの為にいいことしたのかなぁ?」と「男の性(さが)サッカー選手権」だった。

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